前田と優志と別れた後、俺はサッカーをする為、大学へ向かった。




ロッカーで練習着に着替えていると、和則も来た。


「あれっ!!幸成なんでいんの?
今日来ねーんじゃねぇの?」


「サッカーだけやりに来たんだよ。
あと、お前に報告もあるし。」


和則は口を開けて、目を見開いてこっちをみている。


「なんだよ?」


「幸成すげー幸せそうじゃん!!
なにがあったんだよ?」


「いろいろあったんだよ。
今日飲み行こーぜ。」


早く和則に今日の出来事を話したかった。


浮かれまくってた俺は、いつもより一生懸命サッカーに打ち込んだ。


それくらい、俺の中で前田はでかいってことだよな。