この地球が人々の住める場所でなくなり、
世界各地で異常現象が起きて早くも10年が経とうとしていた。
ガルデア共和国
首都オーブ
「それでは、今日の早朝会議を終了致します。」
首都オーブの中央に位置する国王の城アーサー城。
その中の一室で、幾人かの将軍、大臣などの上層部達が国王の前で会議をしていたのである。
「陛下、近日のジェネール訪問の件はいかがなさるおつもりか?」
ピオ将軍は心配そうに尋ねる。
「その件ですが、どうやら、向こうの使者とやらがこちらに来るそうです」
陛下がゆっくりとそして、皮肉を込めて伝える。
「それは、護衛と言う事ですか?」
彼は尋ねる。
「向こうはそのつもりなのでしょうか?」
ほかの大臣が横から口を挟む。
「どうでしょう?友好関係にいる我々にむやみに手を出すでしょうか?」

