雪とフクロウ

名前を口にすると、レータさんもギルツさんも驚いたようだった。
そんなに変な名前だったのかな…?

「この子が、ノノ姫ねぇ」
「王子は、どんな反応をするのだろうね」

ノノ姫。
姫さまなんて育ちじゃないのに、わたしのことをそう呼ぶ二人。
まだこの世界の事なんてよくわからない。
ここには王子様がいて、雪の中を助けにきてくれる騎士がいる。
わたしがいた世界では考えられない事。

これから、なにが起きるんだろう…。