重たくて首があがらないし、身体もだるい。
ってか、あの光はなんだったんだろう。

「あ、生きてる。動けるか??」

わたしは、首を横に振った。
そしたら、男がわたしを抱き上げた。

「ギルツ、姫さまは生きてたぜ」

姫さま?
なにそれ、わたしは捨てられたはずなんだけど…。