花に話しかけ、 ふいに夢を思い出した。 もしも本当に、 花が人間になるのだとして、 それじゃあ人は、花だったんだろうか? いつかすべてが花に戻れば、 またしばらくして人になって。 いつかまた花を欲して、花になって。