今でも愛しい人



「...ふーん」


輝は竜哉をジロジロと見てる


「...コイツ?お前をいつも泣かせてる奴は」


「は?」


「なっ!!!!」


こんのバカ!!!


邪魔しに来たくせにそんなことまで言う!!!


「ちょ、来い!!輝、待ってて!!」


「...あぁ」


超怖いよー!!


輝、完璧怒ってるよー!!


「竜哉!!何勝手に言ってんの!?」


輝には聞こえない場所で話す


完璧見られてるけどね...


「は?だってアイツだろ?」


「....」


竜哉が見透かした瞳であたしを捉えてる


だから言い返せない


「俺が言ってやるよ」


「ダメ!!!」


思い切り叫んだ


竜哉も遠くに居る輝もびっくりしてる


「それだけは...しないで...」


「...分かった。じゃあ梨佳、頑張れよ。何かあったら言え。吹っ飛ばしてやっから」


竜哉は優しく微笑んであたしの頭を撫でてから何処へ行った


...何しに来たんだよ...アイツは...