「梨佳、こっち」


本日は2度目のデートです、はい


あたしが待合場所に向かうともう輝は居た


「ごめんっ!!待った...?」


「待った」


「ひゃっ!!」


輝があたしの頬に両手をくっつける


その両手は冷たかった


相当待ってたんだ...


「ごめんなさい...」


「...そう思うなら俺をあっためてよ」


「...ん?」


どうゆう意味?


キョトンとした目で輝を見つめた


「...やっぱ何でもねえ」


輝はそっぽを向いてしまった


...泣きそう...


そう思ってふいに俯く


やっぱり...合わないのかな...?


そんなのは嫌なのに...


「ん。」


あたしが俯いてる前に輝が可愛い袋を渡す


「え...?」


涙目で顔を上げて輝を見ると照れたように笑ってる


「クリスマスん時に渡せなかったから。俺のセンスで買ったから梨佳に合うか分かんねえけどな」


クスッと笑った


「あ...ありがとう...」


涙が引っ込んだ