「梨佳、居る!?」
昼休み、ベランダで亜衣と日向ぼっこしてるとドアの方からあたしを呼ぶ声
振り返ると3組の友達の彩里(アイリ)
「あれっ、彩里じゃん?」
窓から亜衣がヒョコッと顔を出した
「亜衣ちゃん、梨佳は!?」
「梨佳なら隣だよ?」
「なしたー?」
亜衣と同じ窓から顔を出した
「ちょっ!!梨佳、来て!!」
「はいはいーっと...」
ベランダから教室に入って廊下に出る
亜衣もついてきた
「ね!!梨佳のこと、他中の人に教えていい?」
「...どゆ意味?」
まったく理解しきれてなかった
「メアド、教えていい?」
「なんであたし?」
「だって梨佳、彼氏欲しがってたでしょ?」
「そりゃそうだけど...」
他中って言ってなくない?
彼氏...て言う彼氏は一応居るけども...
それは誰にも言ってない
てゆうか言えないし~
「で!!言っていい?」
「うーん...」
「梨佳、紹介してもらってみたら?」
亜衣にそう言われて紹介してもらうことになった


