「どうかした?」
「...竜哉って高校、サッカーの強豪校に行くの?」
「え?あぁ、そうだけど」
竜哉は小学校からずっとサッカーをやっていた
あたしも小さい頃はよく相手させられたっけ
『いつか俺、世界で通用するサッカー選手になる!!』
って約束もしたっけ
「急にどうした?」
「んー、別に?」
「梨佳は高校、どうすんの?」
「...あたし?」
高校、かぁ...
今でさえはっきりしてないのに
この先のことなんて分かりっこないし...
「とりあえずお前でも行ける高校、作らなきゃな?」
「シバく!!」
竜哉の頭を思いっきり叩く
「いてえって!!」
「あははっ!!」
思いっきり笑う
「梨佳との約束、守らなきゃな」
「え?」
「サッカー選手」
ニッと笑う竜哉
「...覚えてたんだ?」
「ったりめぇだ。梨佳との約束は覚えてんぜ?」
「へぇー」
絶対嘘だな、コイツ(笑


