今でも愛しい人



「んで?どうしてあたしを呼んだの?」


オレンジジュースを飲みながら竜哉のベッドに腰掛ける


「んー、なんとなく?」


「...シバこうか?」


「冗談だって」


クスクス笑う竜哉


「ただ梨佳が元気してっかなーって思っただけ」


「...どうゆうこと?」


「彼氏と会ったんだろ?」


「ッ...」


なんで知ってんのよ、コイツ


つけてきたか?


「梨佳を見ればすぐに分かる」


やっぱ竜哉には勝てないな...


「最近、どうだ?」


「どうって?」


「泣いてるだろ」


つい俯く


「...うん...」


隠してもどうせバレてる


だったら白状するしかないじゃん


「だろうな」


クイッと顔を上げられる


竜哉があたしの顔をじっと見る


「目、赤い」


「うっ...」


昨日、軽く泣いたからね...