「もう!?ご飯食べてないし!!」


『知らねえよ。...俺ん家で食うか?』


「え、でも...」


『つうか早く出てこいや』


「はぁい...」


結局朝ごはんは食べず、家を出た


「おはよ、竜哉」


「はよ」


「チャリ出すから待ってて~」


「いい、出さなくて」


「え?」


じゃあどうやって竜哉の家に行けと?


走れって言ったら竜哉を殴r←


「後ろ、乗れ」


「へ?」


竜哉は右手で後ろを指差した


「2ケツってこと?」


「そゆこと。梨佳、おせぇもん」


「ムッ...」


竜哉はニッと笑う


「早く乗れって」


「うん...」


あたしは遠慮がちに後ろに乗った


「肩、掴まねえと落ちるけど?」


「えっ!?そんなことは...」


「早くくっつけって」


「ちょっ!!」


竜哉はあたしの両手を掴んで自分の体に巻きつけた