今でも愛しい人



あたし達はゲーセンの外にあるベンチに座る


とゆうかあたしだけ座った


輝が両替を終えて戻って来た


「ほら、梨佳。行っておいでよ」


「うん...」


超乗り気じゃないあたし


「...梨佳、行かねえの?」


輝があたしの前に来て呟く


あたしはちょっと見上げる


輝と目が合ってすぐに逸らしてしまった


「...じゃあいい。撮らねえ」


輝は不機嫌そうにあたしの隣に座る


「...怒ってる...?」


「...怒ってる」


やばーっ!!!(涙


「ごめんね...?」


「...別に」


輝に視線を外された


ガーン!!!


「...はぁ...」


彩里が微かに溜息をついた


もう...やだ...


あたしは俯いて、泣きそうになった


「...もう帰るか?」


「えっ?」


「もう夕方の5時だけど」


そういえばあたし達が遊び始めたのって2時からだっけ...