今でも愛しい人



『梨佳、どうしよう...』


帰ったらそうメールが来ていた


『どうしたの!?』


すぐにメールが来た


『俺が付き合ってる女が...自殺しそうなんだよ...』


...はい?


『自殺...?』


『うん...メールが返って来ねえんだよ...どうしよう...俺...アイツが死んだら生きていけねえよ...』


「....」


ねえ、輝


あたしって輝にとってどんな存在なの...?


あたし、輝の彼女なんだよね...?


こんな時、なんて言えばいいの...?


何を言ってもきれいごとにしかならないよ...


『待っててあげなよ。多分なんかあったんだよ?輝は死んじゃダメだよ?きっと彼女さん、今何かと闘ってるんだよ...』


...ってあたし、何言ってるんだろう...?


輝と浮気相手が別れればいいのに...


それであたしを見てくれればいいのに...


『ありがと...梨佳...』


メールを送らずに、亜衣に電話をした


「もしもし?」


「亜衣...?」


「...どうかした?」


亜衣の声を聞いたら安心して、涙が溢れて来た


「ふ...う...」


「梨佳?」