「ただいまーっと...」
今日も家に帰れば1人
だからたくさん考える時間はある
携帯はまた光っている
『梨佳、帰ったか?』
輝からメールがあった
『今帰ったよ』
珍しく絵文字を付けずに送信
『あれ、どうかした?』
輝は気付いてくれた
『ううん、何でもないよ^^ただ疲れただけ~』
輝は気付いてくれる
智とメールが出来るのは夕方の6時から
智は社会人だから仕事をしている
『まじ疲れた~』
『お疲れ様』
たったそんだけ送った
面倒とかじゃなくて
輝は気付いてくれたのに智はどうかなって疑問に思ったから
『ホント疲れたよ~。上司がさぁ...』
それから智は仕事の愚痴をあたしに言った
智は結局、気付いてくれなかった
智とは付き合いが長いのに...
輝よりも長いくせに気付いてくれない
...あたし達、もう限界かな
もともとあたしは好きじゃなかったし
誰でもいいから寂しさを埋めていたかった


