「ちょっ...」
「彼氏は居ながら会える距離じゃない」
「なん...っ」
で知ってんのよ!!!
言葉が詰まってむせる
「梨佳、大丈夫か?」
立ち止まって竜哉があたしの背中をさする
「梨佳ってホント面白い」
「....」
涙目のあたしをよそに竜哉は笑う
「何年幼馴染やってると思ってんの?10年だぜ、10年。なめんなよ?」
誇らしげに笑う竜哉
ちょっとムカついたから頭を叩いてやった♪
「ンだよー。叩くなよー」
「うるさい。早く亜衣、探すよ」
「へいへい」
2人並んで亜衣を探す
「あ!!お前ら、渡辺知らねえ?」
探してる途中で竜哉の連れに会った
「渡辺?渡辺亜衣?」
「そう!!!知らねえ?」
「それなら...」
「梨佳ー!!!」
「亜衣!?」
男の中から亜衣の声とともに亜衣の姿
「コイツ、迷子になってたから一緒に連れ探してたんだよ」


