「悪い、遅くなって」


「ううん、全然。気にしないで?」


ニコッと微笑むと舜は嬉しそうに笑った


「どこ行く?」


「どこでもいいよ?」


「じゃあここ、入ろうぜ」


「うん」


いつもあたしは友達と入る雑貨屋に入った舜


え、でもいいの?


女子しか居ませんけど...?


「舜、入っても平気なの?」


「あ?別に...平気じゃね?梨佳居るし」


そんな理由なんだ...


「っ...!!」


ふいに舜を見ると優しい瞳であたしを見つめてた


「ん?」


「いあ!!なんでもない!!」


慌てて商品に視線を戻す


やっばー!!!


ちょっと見惚れてた...//


輝という彼氏が居るのに...


「きゃはは!!だよね!!」


聞き覚えのある女子の声


頭を上げると入り口に知ってる女子が2人


しかも舜に馴れ馴れしく喋りかけてるギャル2人


うわぁ...


会ってるとこ、見られたくない...