ラストラブ

「やっぱ優奈の肩もみは気持ち良いな」


…そんな事いったら
私自惚れちゃうよ…。



「ありがと」


何だか今日の遥斗は気分がいい気がする。



何か良いことでも合ったのかな?

そんな事を考えてると、大きな音を立て
生徒会室が開かれる。



「遥斗…誰よその女」


ドアの前に立っていたのは

3年で可愛いと有名な、白木 心愛先輩だった。



「誰って…俺のパシリ?」


パシリ…
そんな遥斗の言葉に体が反応する。



私何ショック受けてんの?
そんな事初めから分かってたはず…



「…嘘つかないで!遥斗この子の事
 好きなんでしょ!」



心愛先輩何いってんの?
私の事を遥斗先輩が?


そんなのありえない。




「うるせぇな…優奈帰るぞ」


机の上に置いてあるカバンを手に取り
生徒会室を出る。



遥斗と心愛先輩って付き合ってるんじゃ…

なのに何であんな冷たい言い方したんだろ



「遥斗、心愛先輩と付き合ってるんじゃ…」


「…優奈には関係ないだろ」