秘密な僕等【完】

薄々

感じては

いる

あなたは

あたしを

愛して

くれて

いるのでは

無いのではないか

ということを



社内の

あなたへの

男性陣からの

尊敬と

憎悪の

二色入り混じる

眼差しと

女性陣からの

尊敬と

好意に

満ち溢れた

熱い視線が

それを

教えてくれる



結局

抱いているのは

あたしだけ

かもしれないけれど

いろんな

女性に

偽りの

愛を

振り撒いて

いるんでしょ