それから数ヶ月たった。




シリウスたちも元気になり、村人たちとともによく働いていた。




村には医療施設のほか、教育施設や運動場、議事堂などが建設された。




そんなある日のことだった。




村人たちの一人がアクエリアスの家へ慌ただしく入ってきた。




「大変だ、アクエリアス。変な船が村に近づいてきている」




アクエリアスは急いで浜辺へと向かった。




すでに浜辺には村人が大勢いる。