コンティネントオヴフォーシーズンズ

「こんなに住むのに適した場所が、なぜ今まで誰も住んでいないのか、疑問に思わないのか」




アクエリアスは少し驚いた。




「そういわれれば確かに。冬の国と春の国の国境で、戦争の危険があるとか、そういうことですか」




アクエリアスは聞いた。




しかし、老人はアクエリアスの問いには答えなかった。




「おぬしはかなり腕が立つようじゃの。それにさまざまな知識ももっているようじゃ。しかし、人間など歴史のうねりや大自然の猛威の前では無力な存在じゃよ」




アクエリアスは老人が何を言いたいのか、よくわからなかった。




「悪いことは言わぬ。ここに村を作るのはやめておくことじゃな」




老人はそう言って立ち去った。