ちょうど冬の国と春の国の国境を歩いていたときである。




アクエリアスは平原を見つけた。




「ここは海や川も近いし、裏手に山もある。村を作るにはよい場所ではないか」




アクエリアスはまた独り言をつぶやいた。




アクエリアスはこの地に村を作ることに決めた。




アクエリアスは一時的に寝泊りできる場所を探した。




裏山のふもとに、ちょうどいい洞穴があった。




「仮にここに住むことにして、これから村を作ろう」




アクエリアスはまた、独り言をつぶやいた。