アクエリアスたちはまた、村人の軍事訓練にあたった。




ウルサ・マヨルとウルサ・ミノルには担当部隊がつかなかったので、見張りとは別に村の周囲の警戒を任せた。




さらに数週間が過ぎた。




村の兵士たちは普通の国の一般兵士ぐらいには戦闘能力を身につけた。




村の非戦闘員達も手際よく避難できるようになった。




「ひとまずこれくらいできるようになれば、ある程度は戦えるだろう」




アクエリアスは手応えを感じ、そうつぶやいた。