さっそくアクエリアスたちは対冬の国用の工作をはじめた。




まず、村人を動員し、村の前に堀を作った。




次に、恵みの川の流れを迂回させ、ダムを作った。




ダムを決壊させる位置を計算し、ちょうど敵兵が村に近づいたところで水が流れ込むようにした。




さらに、大規模な落とし穴を街道沿いにいくつか設けた。




そして、燃えやすい草を兵が通りそうな場所に配置し、火計の備えとした。




「これだけやれば十分だろ」




ドラコが言った。