しょ「ゆりかさん??」

うそだろ??あんな強い人が負けるはずないじゃないか
これも何かの演技??作戦なの??
そうでしょう??ゆりか…

ゆ「逃げなさい…」
しょ「ゆりかさん!!ゆりか!!」
ゆ「逃げなさい…」
鎌「しょせんは人間を守るしかない落ちた●●だな…」

鎌鼬はまた鎌を持ち風をぶつけてきた。

ゆ「逃げてええええええええええ」

ゆりかの声だけが響く。
僕が逃げたらゆりかがまた傷つく…
無理だ…逃げれない…
じゃぁどうする??立ち向かうんだ。
ゆりかが僕にしたように…
僕がゆりかを守らなきゃ。
でも、こんな相手に勝てるのか??

いや…勝てる。
僕は強い強い強い強い強い強い
絶対負けない負けない負けない
僕には力があるあるある。

めをつぶり呼吸を整える風の斬撃はもうそこで。
手元にあったゆりかの刀を拾う。

ゆ「あっ成華刀が…」

力のないゆりかの声ごめん。少しだけ貸して。
君を守らなきゃいけないから。

しょ「雷寵!!」

僕は雷寵を呼ぶ。
自分でもわからないけど、らいちょうを呼ばなきゃと思った。
雷寵と刀(盛華刀)が重なり合う。
刀が黄色に光り輝く。
そして僕が刀で風の斬撃を打ち消した。

鎌「なっ!?」

大丈夫僕が守るから僕が・・・・。
目が熱くなるのを感じた。
僕は感情に身を任せて鎌鼬に向かって刀を振り下ろした。
鎌で僕の攻撃をよける。
雷寵の雷の力で動きを封じる。
鎌鼬が必死で抵抗する。
しかし、可憐にかわした。

しょ「はああああああああ!!!」

鎌鼬に向かって思いっきり刀を振り落した。
鎌鼬は真っ二つに切れた。
僕は返り血を浴びた。
それは昨日の彼女のような赤く染まっていることだろう。


目がまだ暑い。
刀を振り血を落とす。刀の刃で僕の顔が見れた。
目が赤かった。
そう…彼女のように

ゆ「そう…覚醒したのね…白鷺しょう…もうこの世界から出れなくなっちゃうね…」
彼女は最後にそういって目を閉じだ