大瑠璃ひよりと名乗る少女はそう言い自分の腰から刀を抜いた。
刀と言っても短い刀で桜の装飾がしてある。

ひ「これは血桜ってゆーの。小っちゃいけど切れ味抜群☆
  まぁ…魏聖刀と盛華刀と比べたらあんまりだけど…
  だいたいなんで●●がもてるのよ…」

途中声が小さくて聞き取れなかった(´・ω・`)
まぁ良いけど…とにかくこいつをどうにかしなきゃな…

ひ「いくわよ!!」

僕がいろいろ考えてるうちにいきなり襲いかかってきた。

しょ「っ!」

やべっ少し切れた!!
くそっあれを出すしかないのか人間にはやりたくないのだが…

ひ「よけても無駄無駄~♪」

楽しそうにしてやがる!このやろぉ!
向きを変えてまた切り込んでくる。
もう迷ってる暇はない!

しょ「雷寵(らいちょう)!!防げ!!」

僕はポケットから紙を一枚取り出しそう叫んだ。
紙から煙が出てきてトラがでてくる。

ひ「式神とかあり??ってか持ってんなら昨日そうしなさいよ!!」

ひよりは可憐にかわした。

しょ「それは聞かないでくれ…」

実は昨日は式神を家においてきていた。
どうせ、妖に会うわけじゃないし…実際会っちゃったけど…。

ひ「第一なんであんたが式神使えんのよ!!」

しょ「ここは妖が出る街だからな…みんな持ってるんだよ…」

そう、ここは普通じゃない町。
だから自分の身は自分で守らないといけない…。
中学2年からみんな式神の召喚の仕方を習うんだ。

ひ「まぁ、わたしがこんなんにまけるはずないんだけどね」

ひよりがそういって雷寵をうまくかわしこっちに来た。
やべっしかし大丈夫だ…僕はこの時を待っていた。

しょ「爆!!」

地面におもいっきり爆の式神を飛ばした。煙幕の代わりにはなるだろう。

ひ「けほっけほっ」

日和がむせて手を開けてる間に雷寵の技で電気の縄をかける。
もう授業に入るから…ひよりをしばった。

しょ「ごめんっ次授業だから!」

僕は走る。ひよりは

ひ「ふざけるなあああああああああああああああああああ」

っと叫んでいた。この話をまた、みつとはちにしてやろとか考えていた。