妖×830


授業も終わり僕はひとりで歩いていた。
目を閉じれば今でもあの彼女の赤い瞳が想像できる。

ザァァァ

木の葉が風に揺られて音を立てている。
耳を澄ましていると心地よい風と共に暖かい光が差してくる。


ザァァァああああああああああああああああああああ!!

しょ「は?」

?「ぁぁぁああああああああああ」

木の葉の音が人の叫び声でかき消された。
僕はうえを見た。
上から女の子が降ってきたのだ!!
いやいや待てよ!!ないっていくらここが妖が出る街だからって!!
こんなのねぇーよ!!

そんなことを考えているうちに女の子は落ちた。

どすっ というかと思ったらどうやら女の子は木の枝にひかかったらしい。

メキッおやくそくっぽいな・・・・。

僕が思ったとおり女の子は落ちた…。
落ちたけど一回転して見事に着地していた。

しゅ「…。」

?「いたたた」

こーゆうのはライトノベルとかではかかわってはいけない存在。
普通でいられなくなる…。何とか無視したいところだが…。

?「あんた!!白鳥ゆりかの知り合いでしょ!!」

イキナリし乱人間の名前を出された…。

しょ「は?えーと誰ですかそれ??まずあなたは??」

?「私の名前は大瑠璃(おおるり)ひよりよ!
  あなた昨日ゆりかに助けられた人間じゃないの??」

彼女はなんというか赤っぽい毛をツインテールにしている。
小柄な女の子だった。

しょ「昨日??あぁ!あの女の子のことか…?」

ゆりかっていうんだあの子。

ひ「やっぱりそうね!あいつは今どこにいるの??」

んなこと言われても困る…。

しょ「しらねーよ」

ひ「うそよ!私はあいつの持っている魏聖刀と盛華刀がほしいのよ~」

あの日本の刀のことか…。

ひ「言わないならあんたを切る!」

しょ「はぁ!!僕知らないですよ。ほんとにあんとき気絶して…」

ひ「問答無用!!」