4月5日
0:15
「橋にいた人はみんな死んでるよ」
毒ガスの霧が少し晴れてくると、絶望的な光景が目に入ってきた。
目の前に映る橋は命を繋ぐくもの糸だったはず。
その糸に縋り付いてきたものに容赦なく浴びせられた毒ガス。
どれも苦しみながらも、その場から逃げ出すこともできずに一塊となって死んで行ったのだろう。
「ヒデ、
とりあえずおまえを信じて良かったよ。
ハセガワとイワキ…あいつらのことは忘れよう」
黙ったまま橋を見つめるおれの肩にアキオが手を掛けた。
「…あぁ」
おれはアキオに内心を悟られぬよう下を向いた。
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「橋にいた人はみんな死んでるよ」
毒ガスの霧が少し晴れてくると、絶望的な光景が目に入ってきた。
目の前に映る橋は命を繋ぐくもの糸だったはず。
その糸に縋り付いてきたものに容赦なく浴びせられた毒ガス。
どれも苦しみながらも、その場から逃げ出すこともできずに一塊となって死んで行ったのだろう。
「ヒデ、
とりあえずおまえを信じて良かったよ。
ハセガワとイワキ…あいつらのことは忘れよう」
黙ったまま橋を見つめるおれの肩にアキオが手を掛けた。
「…あぁ」
おれはアキオに内心を悟られぬよう下を向いた。
