19:16
もうかれこれ半日以上たつ。
中身の全くない、異様に長く感じる時間だけが無駄に過ぎていく。
車のステレオから流れるニュースは『ウッド・ベル』のことだけでもう耳をふさぎたくなる状況だ。
さすがにうんざりしてスイッチを切ろうとした瞬間、カーナビの画面が赤く染まり、そこから血みどろになった文字が浮かび上がってきた。
『四時間四十四分』
「4時間44分?
4時間44分…なんだこれ?」
血が滴り落ちる文字が頭に焼き付く。
時間がたつにつれなぜだか冴えてくるおれの脳みそが時計に目を向けさせた。
「…残り時間か」
日付が変わるまでの時間…日付が変わると何が起きるのか?毒ガスがまかれるのか?
しばらくするとカーナビにまた別の数字が浮かび上がってきた。
『候補者2556285名』
ここでもおれの脳みそは瞬時に候補者の意味を理解した。
「…四国内に残ってる人数か。
候補者…」
候補者という言葉が何かひっかかる。
なんの候補者なのか。
ただ、今は言葉の意味を直感で捕らえられるほど感覚が研ぎ澄まされていた。
もうかれこれ半日以上たつ。
中身の全くない、異様に長く感じる時間だけが無駄に過ぎていく。
車のステレオから流れるニュースは『ウッド・ベル』のことだけでもう耳をふさぎたくなる状況だ。
さすがにうんざりしてスイッチを切ろうとした瞬間、カーナビの画面が赤く染まり、そこから血みどろになった文字が浮かび上がってきた。
『四時間四十四分』
「4時間44分?
4時間44分…なんだこれ?」
血が滴り落ちる文字が頭に焼き付く。
時間がたつにつれなぜだか冴えてくるおれの脳みそが時計に目を向けさせた。
「…残り時間か」
日付が変わるまでの時間…日付が変わると何が起きるのか?毒ガスがまかれるのか?
しばらくするとカーナビにまた別の数字が浮かび上がってきた。
『候補者2556285名』
ここでもおれの脳みそは瞬時に候補者の意味を理解した。
「…四国内に残ってる人数か。
候補者…」
候補者という言葉が何かひっかかる。
なんの候補者なのか。
ただ、今は言葉の意味を直感で捕らえられるほど感覚が研ぎ澄まされていた。
