七転び…八起き?










ずっと鳴り響いていたエンジン音が止まる



目の前には、怪しげな倉庫



まさに…族の溜まり場っ感じだな…



「日向さん、ここ…ーーガラッ



私がバイクから降りた瞬間



扉が開く音と共に、数人の姿が現れた




「何やねんお前ら。」


「ここら辺じゃ見ん顔やな…。」


明るい髪に乱れた制服



やっぱり…



「ここ…『嵐蝶』の…!?」