ずっと鳴り響いていたエンジン音が止まる 目の前には、怪しげな倉庫 まさに…族の溜まり場っ感じだな… 「日向さん、ここ…ーーガラッ 私がバイクから降りた瞬間 扉が開く音と共に、数人の姿が現れた 「何やねんお前ら。」 「ここら辺じゃ見ん顔やな…。」 明るい髪に乱れた制服 やっぱり… 「ここ…『嵐蝶』の…!?」