午前3時 みんなが寝静まっている中、音を立てないように私はキャリーバックを開けた あれから、日向さんは家に戻ってこなかった 蓮さんがすぐに戻ってくると言ったから、そのまま私達は夢の中に旅立っていった …日向さんの不安、か… 私は日向さんの過去を思い出す 日向さんだけじゃない、蓮さんも…失うことを恐れている みんな、心配してくれてる けど、ごめん…蓮さん、雪乃 「これは、私がやらなきゃいけないことだから…。」 決意して 私はある制服を取り出した