5日後 お洒落な服装に身を包みながら、祐菜は駅に向かって歩いていた 今日は待ちに待った日向との初デート 天気は良好 …楽しみだなぁ 早く日向に会いたくて 彼女の足は自然と速まっていった 「きゃぁぁぁ!!」 突如聞こえてくる悲鳴に 祐菜と足は止まる すぐに出来る人だかり その中心には…強盗なのか、仮面を被った男たちが、男の子た包丁を突き立てていた 「え…?」 何? 何が…? 「近づくな!こいつがどうなってもいいのか!」