今度、って… 予想だにしてないオチで、私は肩の力が抜けた それと同時に、深い溜め息が口から漏れる …一体、何のためにここまで頑張ったのか… 「祐希ちゃん凄いね。日向と互角にやり合えるなんて…。」 「コイツが野猿並みの生物だって事は分かったな。」 ってオイ! 何蓮さんの誉め言葉をうまく変換してんだよ!? やはり日向さんも相当の鬼だ、と私はチッと舌打ちを吐いた 「オイ。」