「いよっしゃー!着いたぁぁぁぁぁ!!」 公共の場でそんなはた迷惑な叫び声を上げたのは 言う必要も無く…智だ 「ちょ、何皆スルーしてんだよ!!他人扱いしてんなって!」 それは無理だろ、普通に 「ついてくるな。お前と友達だと思われたくない。」 「ごめん霧也!もう金輪際叫びません!!」 泣きつく智を横目に見ながら 俺は京都駅を眺めた。 …来ちゃったんだな 「祐希の事思い出してたのか?」