怯えている智の表情は本気だった 確かにあの2人ならやりかねない 「にしてもさ、誰だったんだろなヤンキーとヤクザ襲った化物。」 「そんな奴が桜欄にいるか?」 瀬那の言葉に、俺達は考え始めた ヤンキーの総長を拉致り、ヤクザの本拠地を襲った桜欄生 そんな超人…果たして桜欄にいただろうか? 「まぁけど、これだけは言えるよな。」 瀬那の言いたいことは、何となく分かった 「「「絶対ソイツ人間じゃねぇよな~。」」」 全員かぶったその言葉に 俺達は笑いあったーー