「え?」山本に気づかれないようにコソコソ話しながら 視線だけは山本に向けた 「ちょ、今の話聞いてた?一歩でも動けばパァンらしいですよ?」 「そんなことどうでもいいんだよ。できるかできないか、さっさと答えろ。」 どうでもいい!? どうでもよくないだろどう考えても!! 人間1人の命かかってるんすよ!? 私、私死ぬ!!! 「早くしろ、死にたいのか。」 どっちみち私殺される!! 殺す相手が変わるだけだ!! 「…やれる。決まってるだろ。」