七転び…八起き?



「え?」山本に気づかれないようにコソコソ話しながら


視線だけは山本に向けた



「ちょ、今の話聞いてた?一歩でも動けばパァンらしいですよ?」


「そんなことどうでもいいんだよ。できるかできないか、さっさと答えろ。」


どうでもいい!?


どうでもよくないだろどう考えても!!


人間1人の命かかってるんすよ!?


私、私死ぬ!!!


「早くしろ、死にたいのか。」


どっちみち私殺される!!


殺す相手が変わるだけだ!!


「…やれる。決まってるだろ。」