七転び…八起き?




喧嘩が出来ない加恋さんは、お兄さんの病室に避難させておいた


前は拓人さんが護りながらUSBを奪いに言ったらしいけど、今回は危険だからな



「…ちなみに、お前らどこまでやる気や?」


拓人さんの言葉に、私は「勿論。」ニヤッと笑った


「「山本組の崩壊。」」


日向さんと私の声がかぶった


その答えに、また拓人さんは溜め息をついたけど



表情は笑っていて



「そこだけは、俺と同じやな。」



その言葉に私は笑って



目の前の豪邸に視線を向けた