喧嘩が出来ない加恋さんは、お兄さんの病室に避難させておいた 前は拓人さんが護りながらUSBを奪いに言ったらしいけど、今回は危険だからな 「…ちなみに、お前らどこまでやる気や?」 拓人さんの言葉に、私は「勿論。」ニヤッと笑った 「「山本組の崩壊。」」 日向さんと私の声がかぶった その答えに、また拓人さんは溜め息をついたけど 表情は笑っていて 「そこだけは、俺と同じやな。」 その言葉に私は笑って 目の前の豪邸に視線を向けた