拓人さんの願いに、日向さんは「当たり前だ。」と頷いた 「あまりに大人数でも邪魔なだけだ。この作戦は俺達だけで行う。」 さすが日向さん 見るからに戦略家っぽいもんなぁ… 「あ、そうだ!」 大事なこと忘れてた! 「あんたの名前何?」 私の問に、『舞姫』は目を丸くした 「いや、だって『舞姫』じゃねぇし…知っとかないと不便だろ?」 実際、他人を『舞姫』と呼ぶのはちょっと慣れない 「…加恋。」 ポソリと呟いた彼女 「そっか。よろしく、加恋さん!」 差し伸べたその手を 加恋さんは握ってくれた