「「!?」」 扉を開けた瞬間、私達を出迎えたのは一本の鉄パイプ 空中で綺麗に舞っているそれを、私達は避けた カラン、と金属音が耳に届く 「さすがに…腕のある奴ってことは間違いないみたいやな…。」 その声の方に視線を向けると 声の発信源であろう、一人の青年 そして…椅子に腰かけている、一人の少女 「…あんたらが、『嵐蝶』と『舞姫』…?」