「っと!」突然の攻撃を私は何とか避ける
そして、そのまま回し蹴りをくらわした
「図に乗んな!」
背後から聞こえた声
チッ…回避が間に合わない!
受け身をとった瞬間、「ゴフッ!」と嫌な声が聞こえた
「…えっ?」
恐る恐る目を開けると、ソイツは何故か日向さんの足元に転がっていた
「ひ、ヒナタさん…?」
え?この人、さっきまでアッチで戦ってたよね?
え?あの人数もう倒したんすか?
「あ?よく見ればコイツ幹部じゃねぇか。」
「ちゃんと確認してから倒してあげてぇぇぇ!!幹部なんて重要なポジショニングの人なんだから!!」
訳が分からない!
この無駄に喧嘩強いくせに周りを気にしないところ、ほんと誰かにソックリ!!
誰か思い出せないけども!!
「ってそんなことより!この人が幹部なら、あとは総長だけってこと…?」

