七転び…八起き?






「ぅ!」目の前でまたヤンキーが倒れていく


他のヤンキーの攻撃を避けながら、私はチラリと日向さんの方を見た



…ヤバイ



日向さん、『嵐蝶』八割方倒してない?



あれ?まだ突入してそんなに時間経ってない筈…



「…マジで、強いんだな…。」


ほんとに、『舞姫』時代に出会っていなかったことは奇跡だ


出会っていれば、たぶん私は今ここにいないだろう


「うぉりゃ!」