恥ずかしくて、翔くんから顔を逸らし、俯いたあたし。
ほんとにヘタレだな~。
こんなんだからあたしはダメなんだ。
なっちゃんにだって好かれない。翔くんにだって、そのうち嫌われちゃうよ。
一人で悩んでいると、影が近づいてきた。
顔を上げると、翔くんが戻ってきたみたい。
「んな顔すんなよ。わかってるから。授業終わったら迎えに行く。」
「……うん!」
わかってくれてたんだ。
嬉しい。
なんか、泣きそうだよ。
「あの……。翔くん。」
「なに?」
「こんなこと言うのはちょっと悪いと思うけど。4年前と比べて、すっごく優しくなったよね?」
「っ!?」
「なにか…あったの?」
「……」
聞いちゃいけない質問だったのかな?
翔くんが驚いたような顔してこっちを見る。
