それからしばらく、普通に過ごした。
そして、日が暮れるのは早く、もう帰る時間になってしまった。
「楽しかったね~!翔くん!」
とかなんとか、あいつに可愛い顔で話しているモモ。
あ、可愛い……じゃなくて!
萌え死する前に、なんとか我に返った。
はー。危ない危ない。
暫く気休めをしていたら、いきなり翔がモモの手を掴んで、どっかにいってしまった。
って、は!?
「ありゃ。行っちゃったね~。あれはきっと告白だよ!」
「です……よね?」
「追わなくていいの?」
「追うもなにも……あいつら両想いなんじゃないですか?」
「え?」
「気が合うし、お似合いだし。」
俺から見てもお似合いとか、マジ最悪だ。
俺じゃ釣り合わないとか、マジムカつく。
でも…
「センパイ、やっぱ俺、見てきます!」
「いってらー!」
やっぱり、モモの本心が知りたい。
