「あ、あのね。えーとね///」


「うんうん♪」


なんとも楽しそうな；；


こっちは、恥ずかしすぎだっての！



「じつは、な…なっちゃんが、あた、あたしをぎゅって、してくれて……///」


最後のほうは、声が小さくなって、自分でも聞き取りにくかった。


が、



麻耶乃の耳には、しっかり届いていた。


「きゃーー！うっそーー！やったじゃん！」



「あ、あははは///」



愛想笑いしかできません、はい。

だって、麻耶乃の声無駄にでかくて、注目されている。
麻耶乃はそんなのお構いなしに、きゃあきゃあ言って楽しんでいる。



「もしかして、那月くんもその気だったりして！？」


その言葉に、あたしの頭は、覚醒した。



「なななな何言ってんの！？そんなコト、あるわけないでしょ！？///」


「わからないよ～。好きな子ほどいじめたくなるっ！みたいな？」


「はぁ！？」



まったく意味がわからないし。

そんなこと、あるわけ…ない………よね？