イジワル王子は年下彼氏❤



あたしはできるだけ優しく、翔くんの背中に腕をまわした。


あたしは毎日イジワルされても幸せだった。


でも、翔くんはずっとつらかったんだね。



「ありがとう。翔くんは悪くないよ」


「え?」


「会いにいかなかったあたしが悪い。」


「でも…」


「気にし過ぎ!あたしが言うんだから、気にしないの!」



翔くんはばっ!と顔をあげると、あたしを見てクスクス笑いだした。


あたし…変なこと言ったっけ?



「やっぱり、モモは可愛いね。那月にはもったいないくらい。」


「うっ…。翔くんだってモテモテなくせに。あたしに構ってていいの?」



恥ずかしくなったからきき返したら、翔くんは切なそうに言った。



「今はまだ、俺のだから。」