「たちって……モモもその気だったん?」


「ち、違うよ!あたしが…サボろうとしたら……なっちゃんが着いてきただけ…だよ?」



何故か疑問系。


あたしが自分に問いかけてるみたいではないか!!



「………ふーん。」



そうあっさり言うと翔くんは自分の部屋に向かった。


あたし…どーしよう。


今夜、翔くんの部屋に行くのに気まずくなっちゃったよ。



「なんなんだ?アイツ。」


「なっちゃんのせいでしょ!?」


「へぇ。それはよかったですね。」



なんで他人ごとになってんの!?


てか、何よその目は!


あたしを見るなっちゃんは、お前なにしちゃってんの?的な目をしていた。