イジワル王子は年下彼氏❤



あたしは救急箱を片づけるためにソファーから立ち上がり、歩こうとした…んだけど。


腕をぐっと掴まれて、引っ張られて、なっちゃんの腕の中にぽすん。


心臓が口からでてきそうなほど飛び跳ねた。



「どこ行くんだし。」


「ど、どこって…これを片づけに……」


「ふーん。後ででよくね?」


「なっ、なんでよ!?」



あたしは忘れっぽいから早めに片づけたいのに!



「何、逃げようとしてんだよ?」



いやいやいや!


あなた様から危険な雰囲気が漂ってきてるんですよ!?


何かされる前に逃げるのは当たり前であって、逃げない人は軽いんだぁ!!



「何?俺と居たくないわけ?」


「そっ…れは……ちがっ…」


「違うんだ?」