「ツンデレじゃないし!」


「いや、ツンデレだろ。」


「違うってば!もう、帰る!」



あたしは家に向かって歩きだした。


この際、サボったことがばれてもいい。


とにかく、変態から逃げることにした。



「おい、待てよ。」


「……」


「シカトすんなよ。それと、前見て歩けよ!」


「は?なに…」



何言ってんの?って言おうとしたら、何かにぶつかった。


感触敵に人間。


あたしはおそるおそる顔をあげてみた。



「ひっ!」



そこには、いかにもチャラついてそうな男が!