澄み渡る空は綺麗だった。


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あれから1時間が過ぎた。

ツカサは治療を受け落ち着いている。

医局にて。

「佐々木先生。」

ちょっと怒り気味な口調の佐々木。

「ツカサくんを見つけて、なぜすぐに連絡を入れないんですか。」

「すいません。」

深々とお辞儀する佐々木。


「佐々木先ほどの写真です」

木村がツカサの足のレントゲンを佐々木に渡した。