澄み渡る空は綺麗だった。



確かに佐々木は器用なほうではない。

「いいからそんなこと(笑)自己紹介して!」

青山が話を戻す。


「安藤真波。中3で肺ガンです。」



「っ...。」

戸惑いを隠せない佐々木。
ガンと言うものは自然と最悪な方を連想させる。