澄み渡る空は綺麗だった。



青山と木村をおうように病室に入っていく佐々木。

「失礼します」

ベッドが4つあって一番右奥に1人だけ布団をかぶる子がいた。


「真波ちゃん??」

青山が声をかける。
どうやら、診ていく患者の女の子だ。


「先生....もう検査??」

眠そうな声をだす。
目をこすりながら体の向きを変える真波。